【PROFILE】
月光グリーン
2003年8月、3ピースバンドとして結成。自らを「汗ダク感情ロック」と銘打って札幌を拠点に活動し、2006年4月にファーストマキシシングル『快刀乱麻を断つ』をリリースした。2009年3月にメンバーチェンジを行い4ピースに。
(写真上段)テツヤ〔ボーカル&ギター〕/1977年9月18日生まれ、札幌市出身。
(写真2段目)チュウ〔ドラム&コーラス〕/1979年4月1日生まれ、旭川市出身。
(写真3段目)ミツヒコ〔ギター&コーラス〕/1980年5月14日生まれ、帯広市出身。
(写真下段)シンイチ〔ベース&コーラス〕/1984年10月19日生まれ、釧路市出身。
New Mini Album
『素のままで』
¥1,500(tax in)NOW ON SALE
A-CUE RECORDS
―2009年、新しいメンバーを迎え入れて、新生月光グリーンが始動しました。まずは5月9日にお披露目ライブを開催。振り返ってみていかがでした?
テツヤ:終わった瞬間は「やったー!」という充実感でいっぱいでした。お客さんもすごい温かくて、とにかく楽しかったです。ただ、それからいくつかライブをやってきて気付いたのが、「ああ、あのとき硬くなってたのかも」ってことで(笑)。
チュウ:メンバーチェンジした後の初ライブだったので、どう受け止められるんだろうっていう不安もありましたね。
―新メンバーのお2人は、特に緊張されたんじゃないですか?
シンイチ:そうですね。加入が決まったときも、「楽しみ」という感情の他に、やっぱりプレッシャーもありましたから。
ミツヒコ:僕の場合だとギターがもう1人加わるわけなんですけど、色づけ的な役割で終わってしまうと意味がないじゃないですか。だから、僕が入ったことによって今までの月光グリーンを壊してしまったらどうしようとか、逆に「入っても何も変わらないね」って言われたらどうしようとか、結構色々考えました。
テツヤ:僕らが1番危惧していたのが、今まで応援してくれていたお客さんがメンバーチェンジを悪い方向に捉えてしまうことだったんです。1人でもメンバーが変わると、見た目も音も変わるものだし。でもお客さんはみんな、僕らを信じてくれていて。やっぱりそれが何よりも嬉しかったですね。
―そもそもミツヒコさんとシンイチさんが加入することになったきっかけとは?
テツヤ:ミツヒコに関しては6年前から知ってたんですよ。そのときに彼のギタープレイを見せてもらって、それから年に数回連絡を取り合ってました。
ミツヒコ:その6年前の記憶で今回誘ってもらったので、実際に音を出すときはドキドキしましたね。「あれ? 6年前はもっとすごかったよね...?」とか思われちゃったら焦りますから(笑)。
テツヤ:シンイチとの出会いは昨年ですね。
シンイチ:ミュージシャン仲間とスタジオを借りてセッションをしてたんですよ。そこで出会って、1年くらいずっと音を合わせて遊んでました。
テツヤ:だから新しいベースをどうしようかなって考えたときに、速攻で彼のことを思いだして。でもすぐに「来ない?」って誘ったわけではないんです。しばらくは「最近どうなの?」って探りを入れてみる感じで(笑)。
シンイチ:僕も「なんかありましたら力になりますよ」って。
テツヤ:そのニュアンスからして、もしかして本当にやりたいって思ってくれてるのかなって予想してみるという。
チュウ:探り合いだ(笑)。
テツヤ:男女の駆け引きみたいなもんですよ(笑)。メールにハートマークが入ったら、「ハートがあるってことは...!」みたいな(笑)。で、これは多分両思いだなって確信したときにちゃんと声をかけたんです。
シンイチ:そのときは「もう準備万端だよ!」って状態でした(笑)。
―そうして4人になって、率直にどうですか?
テツヤ:一体感がすごいです、何かがあるのかもっていうくらい。ベクトルが同じなのか、いいと思うポイントが同じなのか、ツボの位置が同じなのか。
―4人で遊んだりもするんですか?
テツヤ:しますね。実は4人になって1番最初にやったことって温泉旅行なんですよ。
チュウ:スタジオよりもなによりも温泉(笑)。
ミツヒコ:決起会みたいな感じでね。
テツヤ:次の日にはスタジオに入らなくちゃいけない状況だったので、やらなきゃいけないことはいっぱいあったんですけど、とりあえずは温泉に行こうと(笑)。
ミツヒコ:ただ僕がすっごい風邪を引いてしまったんです。気合いが空回ったみたいで(笑)。
テツヤ:ずっと「無念だ、無念だ」って言ってましたね。
―そんな新生月光グリーン初リリースとなったのが、ミニアルバム『素のままで』。同名タイトルのリード曲からスタートします。
テツヤ:1曲目の『素のままで』は、新しい月光グリーンになるんだという時期に作りました。時間をかけずに、あっという間に出来上がったんです。だから流れにまかせて、本当に素の状態で作った曲と言えますね。ただ、そのときってライブを全然やっていない時期だったので、自分たちがステージにいて、お客さんがいて、何か交わるものができた瞬間に「オーイェイ!」って手を挙げるのは想像していました。
―この曲を筆頭に、全曲通して前向きな曲が多いですよね。
テツヤ:メンバーが変わって新しい形になるにあたって、色々考える時期でしたから。今までやってきたこと、これから新しくやっていくこと、そして僕らの心情。その結果、単純にシンプルがいいなって思って。4人だからって色んなことをやろうとしないで、シンプルに1番伝わる形を大事にしようと。
―そのシンプルさが新生月光グリーンを示す方向性になるんでしょうか?
テツヤ:ここからですね。ライブをやってわかってきたこともいっぱいあるし。例えば『素のままで』と同じ方向にベクトルが伸びている曲ができたとしても、大切なのはどれくらい伸びているのかっていうところだと思うんです。そういう意味でもこのアルバムには様々な色の曲を入れました。
―それではアルバムのPRも兼ねて、最後にメッセージをお願いします。
チュウ:新しいメンバーが入って変わった月光グリーンが生じるものは図り知れません。今までの月光を潰してしまうのではなく、何よりも振り幅が広がったのが大きい。その幅がこのアルバムにギュッと詰まってて、それをどんどん膨らませていけたらなって思っています。
テツヤ:月光グリーンを知らなくても、北海道の人にはとにかく聴いてもらいたいです。5曲目の『あたたかな北風』はまさに北海道カラーが満載ですから。失恋したら北に向かって、バカンスには南に向かうという概念を覆します。北風もあたたかいんだよって。そんな風に曲に共感してもらえたら嬉しいですね。
シンイチ:このアルバムは1枚を通して笑顔でいられるもの。笑顔が素で出たら最高じゃないですか。新しいメンバーとして月光グリーンに入って、まだまだ自分でも知らないような引き出しがあるはずなので、もっともっとみんなを笑顔にできるものを引き出していけたらと思います。
ミツヒコ:今回は6曲のカラーが形になりましたが、僕らもまだ気付いていないカラーがこの中に隠れていると思うんです。だから新しいものが生まれる奇跡が、まだまだ出てくるはず。そんな新生月光グリーンを、一緒に楽しんでください!
月光グリーン official web site >>> http://www.g-green.jp/
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